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2018/12/18 13:28

近所の猫にやられて胸のあたりに深い傷を負ってしまいました。亡くなる10日前のことです。(2014年5月29日)
猫の習性で気分が悪くなるとひっそりした暗い場所に行きたがり、いつも行かない2階でぐったりしていました。

2日目、病院に連れて行き、消毒して注射を打ってもらいました。包帯でぐるぐる巻きだったので歩けず、トイレもできなくなります。

5日目、見かねて包帯を取ってやるとトイレは行けるようになりました。傷口が匂ってました。化膿がひどくなっていたんですね。
かわいそうで
私は毎日泣いていました。

だんだんカリカリ(キャットフード)を食べなくなり、水のそばで過ごすようになります。
もう歩くのもやっとです。

6日目、強制給餌しました。
もう水以外口にしなくなったので・・
カリカリをドロドロにしてスプーンで無理やり食べさせました。

ここで悩んだのです。

延命は人間のエゴなので、口にしなくなった動物は自然に逝かせてあげるべきではないのか?


ネットで調べると意見が分かれていました。
色々な意見を読みあさったところ、一つの文章に出会い、楽になりました。


お別れになることはまぁわかってる、離れたくないんだよね。

食べないのも飲まないのも知ってるけど、何かせずにはいられない。
飲む姿、食べる姿がもう一度見たい、
トイレになんか行かなくてもシートの上でしちゃっていいよ、
ほらっ!倒れちゃうじゃない、歩けないでしょ。
支えておいてあげるからトイレの上に立ってみるか?
スポイトからは調子よく水飲んでくれるね~。
息してるか?胸動いてるか?
息してるか?ほら脚バタバタしてるオシッコ行くつもりだよ。
息してるか?目が乾いてるスポイトちょうだい。
布団掛けてあげてもいつの間にかズレちゃうんだよなぁ
息してるか?うん 大丈夫。
息してるか?なんかもうお煎餅みたいだよ・・・ 
ペットボトル冷めてる、ちょっとあっためなおして。
息してるか?もう一度輸液した方がいいかな、ギリギリだ。
息してるか?・・・・
息してるか?逝っちゃったかぁ。あったかいのに・・・

ウチでの最期はいつもこのようです。
覚悟を作ってる時間でもあると思うんです。
人間と違って延命などというほどの延命はできません。こうなったらどの子もせいぜい2~3日でした。
何年も一緒にいた猫に最期の世話をするだけのことです。「今までありがとう」それだけです。

こんなことは誰にでもできるはずのことなのでやってあげればいいじゃないですか。
胃ろうして月単位年単位で延命させるわけではないです。
その前の段階で病気の治療や世話の仕方については千差万別ありますよ、大学病院でそれこそ
腎臓移植させる人もいるかもしれません。そういうことと意味合いが違います。

大前提として自ら死を望むことなど彼らには無いですから。
最期の時のお世話。好きなだけしてあげてください。

そうです、最後まで好きなだけ介護してあげればよいのです。
強制給餌や輸液は様子を見ながらやってあげました。

(これは一つの考え方なので自然に逝かせるという選択も正解だと思います。)


8日目、もう虫の息でした。「リリっ!」と呼ぶとしっぽで応えるので泣けてきます。
病院へ行って背中に輸液をしてもらいましたが、危険な状態だと先生に告げられました。家に帰ると水分を補給したのでトイレの前で大量にお漏らししてしまいました。その後の夜のトイレはなんとか成功。リリはトイレを失敗するのがすごく屈辱だったようです。

9日目、定位置から動かないはずのリリが渾身の力をしぼって私に寄ってきました。トイレの前でそそうしてしまったためです。教えようとしたのです。

10日目、夜は一緒に寝そべってなでましたがもう反応がなく、でも呼吸はしていました。
夜中に犬の鳴き声で起きると、リリが痙攣していました。
3回のけいれんの後、大きく息をするような呼吸の後亡くなりました。


リリはフリーペーパーを見てもらってきた雑種の猫です。
おばあちゃんがペルシャだったので長毛の猫でした。
約12年生きました。

毛玉がひどいので一年に一回バリカンで刈ってやりました。(私の手が噛まれたりしてすごい格闘でしたが)

外に出していた猫でした。
虫や鳥やネズミやらいろんなもの捕まえてましたね。
若い時はボス猫のように強かったんですよ。
自由奔放でした。

犬の散歩に毎日ついてきて一緒に家に入るお利口な猫でもありました。


この猫がきっかけでこのサイトを立ち上げることになりました。
どのようにしてアイデアが生まれたかというと・・

ほんの少しリリの毛を切って手帳に貼り付けていました。
仕事上、よくカフェで「ひとり会議」
るのですが、触ったりしてリリを想いましたね。


リリを庭の片隅に埋めてあげたのですが、その後部屋の隅にヒゲが落ちているのを発見。
すかさず手帳に貼りました。

このようにペットが亡き後、何かを持って歩きたい人がいるのではないかと思ったからです。

そのような人たちのお役に立てればと思います。
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虹の橋の物語

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